クラインのメモ帳

ゲームや日常について徒然と

『スーパーマリオRPG』思い出のゲーム

スーパーマリオRPG』は1996年に発売されたゲームです。
このゲームは、私が初めて、発売日に予約をして購入したテレビゲームです。
予約をしたにもかかわらず、おもちゃ屋さんの開店と同時にレジまで走っていったのをいまでも思い出すことができます。
このゲームは、スーパーマリオシリーズ初のロールプレイングゲームということで、任天堂スクウェアの共同開発作品になっています。
マリオでRPGが遊べるというのは、当時の子供たちにとって、それだけで、わくわくするものだったのではないでしょうか。
あとは、あのクッパも今回は味方キャラとして参加しており、非常に独特な世界観だったと思います。
独特といえば、味方キャラはマリオシリーズのレギュラーキャラを基準に作ればいいのかなと思いますが、敵キャラの設定は苦労されたのかなと思います。
しかし、カジオーというボスに作られた武器という設定が決まってからは、割合すんなりとキャラクター像は決まったのかなと推測します。
後になって知りましたが、ジャンプの回数を増やしたり、プレイ中に一度しか取れない隠しアイテムがあったりなど、ポップで取っつきやすい見た目とは対照的に、かなり難しいやりこみ要素がありました。
ジーノというキャラクターはこの作品だけの唯一無二ですが、かなりいい味を出していて、本作をプレイした多くの方の記憶に残っているのではないかなと思います。
キャラクターでいえば、終盤の敵キャラやボスキャラのカジオーなんかは、かなり不気味な雰囲気を出していたような気がします。
ストーリーもそうですが、音楽や当時当たり前になりつつあった3Dライクな描写もかなりきれいに作られていた印象です。
特に、クッパ城では、マリオらしいアクション要素も多く見られ、実にマリオらしいRPGに仕上がっていたのかなぁと思います。
翌1997年の『ファイナルファンタジー7』の発売を機に、本格的にプレイステーションブームが訪れ、任天堂スクウェアにも距離ができ始める、まさにその直前期にこのゲームは世に出ました。
マリオ関係のRPGはその後、任天堂からも発売されましたが、当時、もう一度、この両社でこの作品の続編を作ってほしいと強く思ったものでした。
あとは、何と言ってもあの、耳に残る明るいCMソングではないでしょうか。
スーパーファミコンが4,000円安くなるクーポン」を見たときは、生意気にも「今どき、スーファミ持ってないやつなんているのかよ。」と思ったものでした。
本作は『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』にも収録されているので、比較的アクセスしやすい作品かと思います。