クラインのメモ帳

ゲームや日常について徒然と

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』思い出のゲーム

スーパーマリオ ヨッシーアイランド』は1995年に発売されたゲームです。
このゲームのことを初めて知ったのは当時のテレビCMだったかと思います。
そして、実際にプレイを見たのは、友達の家です。
その当時、発売から少し経っていて、小学校3年くらいだったかと思いますが、実際に購入してもらって、自分でプレイしたのは小学校5年になってからだったと思います。
そして、その間常に「プレイしてみたいゲームNo1」であり続けました。
小学校5年というと、もう『ファイナルファンタジー7』もリリースされていたと思います。
しかし、それでもプレイして「面白い!」と思うには充分なゲームでした。
おそらく、それは「長い時間、無理なく遊べるゲーム」だったからだと思います。
まず、本作は各ワールドに8つのコースがあり、6つのワールドが存在しています。
つまり、計48のコースがあるため、それだけでも結構遊べてしまいます。
加えて、本作は「収集要素」があるため、横スクロール(横だけではないですが…)アクションゲームでありながら、やりこみができるゲームになっています。
具体的には、ステージに点在するスターやフラワーそして、本作で初登場の赤コインをコンプリートして「100点」を目指すというものです。
この要素ですが、ただ100点を目指すだけだと、訴えかけるものが少なかったかと思いますが、各ワールドの全ステージを100点にすると、そのワールドの隠しステージとボーナスゲームで遊べるというインセンティブがあったため、頑張った記憶があります。
もちろん、その隠しステージも100点を目指しました。
そして、全てのコースに「100点」が並んだ時の達成感……
これらが「長い時間」プレイが可能という要素だとすれば、「無理なく」は難易度の問題だと思います。
つまり、難しいゲームという印象があまりなかったのです。
当然、死ぬことはありましたが、過去の『スーパーマリオブラザーズ』シリーズや『スーパーマリオワールド』に比べると、「よし、再チャレンジしよう!」という意欲が強かった記憶があります。
「なぜか?」というのを考えてみましたが、ひとつには「一度ミスすれば乗り越えられる可能性が高い」からだと思います。
これまでの「マリオ」だと、「何が原因で死ぬのかが分かっていながら、何度やっても死ぬ」ということがありました。
例えば、『スーパーマリオワールド』の8-2で「ダッシュジャンプが上手くできないから死ぬ」という経験をたくさんしましたが、解決策は「タイミングよくボタンを入力する」しかないため、何度もその場所まで足を運んで、やっとのことでクリアできたステージでした。
また、続く8-3ではハンマーブロスの動きに苦しめられました。
翻って、本作では、「初見殺し」に相当するギミックがなくはないのですが、知ってしまえばなんということはないため、一度ミスしたら対策は立てやすかったように思います。
これが、「無理なく」ゲームを進められた要因かと思います。
あとは、誰もが認めるところかとは思いますが、そのグラフィックが印象的でした。
子どものお絵かき風の、ある意味で乱雑で、ある意味であたたかな、そして、曲線の多い描画がどのステージでもなされていたように思います。
そして、最終ステージをクリアすると、エンディングなのですが、ここでの音楽による演出は感動ものでした。
マリオとルイージの親と思しき人物がふたりを掲げるのですが、そのシーンで流れているのが、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの各コースのゴール時に流れる音楽のアレンジなのです。
「ああ、長い旅が終わったのだなぁ。」と思わせるのに、充分でした。
現在、本作は『ニンテンドークラシックミニ』やSwitch Onlineの加入特典で気軽に遊べます。
楽しく遊べるゲームですので、息抜きにやってみようかなと思います。